NEWS

|お知らせ

ACC賞PR部門にて、当社取締役の関が審査委員に就任

このたび、「2025 65th ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS」において、一昨年設立されたPR部門にて、当社取締役の関が審査委員に就任いたしました。

65回目となる本年は、フィルム部門、フィルムクラフト部門、ラジオ&オーディオ広告部門、マーケティング・エフェクティブネス部門、ブランデッド・コミュニケーション部門、PR部門、デザイン部門 、メディアクリエイティブ部門、クリエイティブイノベーション部門の9部門です。

PR部門は、これまで、ブランデッド・コミュニケーション部門・Cカテゴリーに据えていた「PR」が部門として2023年より新設された部門です。コーポレートPRやマーケティングPR、ソーシャルキャンペーンはもちろん、パブリックアフェアーズ、CSR活動ならびにSDGs活動、インナーコミュニケーションといった領域においても広く募集し、クリエイティビティを発揮して仕掛けたプロジェクトを表彰する予定です。

当社のコメント

〈マテリアル取締役 兼 Executive Storyteller/関航〉
各領域において卓越したスペシャリティを持つ審査委員の皆さまと共に、本審査に参加できることを大変光栄に感じています。

私自身、実務において重視しているのは、PRのアプローチが財務インパクトを伴いながら、経営の意思決定ラインに乗るだけの戦略的価値を持ちうるかどうかです。加えて、自由に使える「2時間53分」の可処分時間を踏まえ、“一億総メディア時代”とも言われる情報環境の中で、どう生活者と本質的な接点を築けるのかという点です。

可処分時間におけるメディア接触のあり方は、いまや複数のデバイスとメディアへと分散し、各ソーシャルメディアはアルゴリズムによって情報が個々の興味関心に“最適化”されています。「誰にでも届く」という構造は存在しません。単にニュースをつくれば動くという時代でもない。2024年の「新語・流行語大賞」のノミネート語を見ても、いくつかは知っていても、すべてを理解している人は、ほとんどいないのが現実です。

一人ひとりが異なるタイムラインと関心軸で情報と向き合う、“一億総メディア時代”において、すでに“共通言語”という概念そのものが崩れつつあります。

“伝える”という行為自体が、かつてないほど難しくなっている。“広がる”どころか、“届かせる”ことさえ困難な時代です。情報が届かない。刺さらない。行動が起きない。その現実から目を背けずに、PRのあり方を問い直し続ける姿勢こそが、今もっとも求められていると感じています。

本審査では、エントリープロジェクトの可能性にしっかりと向き合うと同時に、私自身にとっても多くの示唆と刺激を得られる機会にできればと思っております。

ACC TOKYO CREATIVITY AWARDSとは

ACC TOKYO CREATIVITY AWARDSは、テレビ、ラジオCMの質的向上を目的に、1961年より開催されてきた広告賞「ACC CM FESTIVAL」を前身とした国内最大級のアワードです。2017年よりその枠を大きく拡げ、あらゆる領域におけるクリエイティブを対象としたアワードにリニューアルしました。
公式サイト:https://www.acc-awards.com/

マテリアルについて

マテリアルは、ストーリーテリングを基軸に、企業やプロダクト価値の向上を目的としたコーポレートおよびマーケティングコミュニケーションを提供するブランドビルディングカンパニーです。 ブランディングやプロモーション企画の全体設計を含むストーリー設計から、コンテンツ企画開発、クリエイティブ、キャスティング、PRエグゼキューション、危機管理、パブリックアフェアーズ、ロビイング、デジタルマーケティングなどのサービスをワンストップで提供しております。

本件に対するお問い合わせ先

マテリアルグループ株式会社/広報担当
TEL:03-6869-1100 / Mail:press@materialpr.jp