MATERIAL MAGAZINE

2022.April | マテリアルを知る

すべての企業にPRという選択肢を。コネクテッドマテリアルの新たな挑戦|社長就任インタビュー

マテリアルマガジンをご覧の皆様、こんにちは。マテリアルグループ広報担当の時田です。

今回のマテリアルマガジンでは、昨年11月にコネクテッドマテリアルの代表取締役社長に就任した、河野 貴浩氏に、代表としての思いや今後の事業戦略についてインタビューを実施。代表 河野のパーソナリティに迫りつつ、『プレクル』などの新サービスをはじめとした、コネクテッドマテリアルの新たな挑戦についてお話していただきました。「すべての企業にPRという選択肢を」という代表の思いが満載のインタビューとなっております。

1.新たな代表としての“覚悟と責任”

焦ってもいいことはないからこそ、判断軸は曲げない

ー社長就任おめでとうございます!はじめに、河野さんのこれまでのご経歴について簡単に教えてください。
 
河野:最初に就職した会社は、現在の『AGC(旧旭硝子)』でした。そこで3年間ほど経った後、リクルートの運営する『ホットペッパー(HOT PEPPER)』の立ち上げ事業にジョインしました。リクルートに入社しようと思ったきっかけは、リクルートにいた先輩からの紹介がキッカケでした。自分の能力や立ち位置を知りたいという思いもありました学生時代、プロのサッカー選手を目指し、勝ち負けや自分のスキルが分かりやすい世界にいたと思います。しかし、ビジネスの世界では自分がどのくらいのレベルなのか、何ができるのか強みがはっきりとは分からない。だからこそ、まずは営業において“日本No.1”と言われるリクルートで1番になろうと思いました。
 
リクルートに13年間ほど在籍した後、エンタメを軸にマーケティングサポートを行う「FIREBUG」に新規事業の立ち上げとして携わるようになりました。そこで生まれたのが、現在の『CLOUD PRESS ROOM(以下、CPR)』の前身サービスである「P-NEWS」です。自分の中では、『ホットペッパー』で挑戦してきたことに一区切りついたと感じていましたし、リクルートという巨大ブランドを見てきた中で、改めて「サービスを作る」ことにゼロイチで挑戦したいと思ったんです。そして一昨年、マテリアルにジョインした後に、現在のコネクテッドマテリアルを設立しました。
 
ー昨年11月に社長に就任されてから、意識されていることはありますか?
 
河野:社長として、事業に対しての“責任と覚悟”がより一層大きくなったと感じています。新規事業というのは、グループ各社の中でも、どうしても結果を求められるポジションですが、焦るといいことはないと思ってるので、“焦らない”ことを意識しています。当然、ゆっくり進めていい事業とも思っていませんが、目の前の利益だけを追求したがために事業の方向が変わってしまうなど、目先のことばかりに焦って決断したくないんです。だからこそ、判断の軸を曲げないことは大切にしています。

2.コネクテッドマテリアルの挑戦とPRの民主化とは?

広く面をとれる事業だからこそ、フロント企業としてグループ各社に繋げていきたい

ーコネクテッドマテリアルとして、挑戦/拡大させていく事業もあると思いますが、今後コネクテッドマテリアルをどのように進化させていきたいですか?
 
今のコネクテッドマテリアルは、事業の拡張というより挑戦に近いフェーズだと思っています。グループ会社であるマテリアル社やルームズ社、フリップデスク社は、すでに業界内での地位を確立していますが、コネクテッドマテリアルは唯一、これからマーケットフィットを目指すフェーズです。
 
ただ、HR事業とCPR事業はグループの中で最も面をとれる事業だからこそ、将来的にフロント企業になると思っています。世の中の企業がPRやHRに触れる時に、我々のフィルターを通してグループ各社に繋がっていく状態にできるかどうかは、コネクテッドマテリアルの責任です。広く面をとれる事業だからこそ、間口を広げながらグループ各社に接続していく。フロント企業としてどう立ち位置をとれるのかが、これから挑戦すべきところだと思っています。
 

PRとリクルートを融合させた『プレクル』への思い

河野:また、新たな事業としては、今年2月にHR事業とCPR事業をパッケージ化した『プレクル』というサービスを新たにスタートさせました。
 
『プレクル』をスタートさせた最も大きな背景は、“クライアントの声”です。CPRでは、累計契約企業数が1,000社を突破しましたが、1,000社以上の企業の方々と話す中で、ツールを使いこなせない」「ここに注力できる人材が足りない」という声を耳にしてきました。こうした会話の中で、「うちが代行するのはいかがですか?」と提案すると、ほとんどが前向きなお返事だったので、ニーズがあることは確信していました。
 
しかし、CPRは属人的なPRではなく、ツールを活用することによる課題解決を目指しているので、「人が介在する=属人的である」ことに少しアレルギー反応がありました。CPRの目指すべき姿と矛盾してしまう可能性も考えましたが、たとえツールがあっても、活用方法が分からなければ永遠に何も変わらない。それであれば、成功事例を蓄積するためにも、戦略の内側に入り込んで、お手伝いができればという思いからスタートさせました。
 
そして、実際にCPRを活用しながら、広報・PR活動のできる人材を採用し、企業内に専門の人材を配置する。さらに、広報・PRの教育もセットで提供できるようにしたサービスが『プレクル』です。企業がPRをするということは、企業自体が大きくなる成長過程にあるということなので、その過程において必ず人材不足という問題に直面します。そうした課題に対して、最適な人材を提案できるかどうかは他社にはできないことでもあります。『プレクル』は、企業の事業や戦略を深く理解した上で企業にフィットする人材も合わせて提案できます。だからこそ、サービス名も、“PR”と“リクルート”を合わせた『プレクル』なんです。
 

PRに足を踏み入れるきっかけになってほしい

ーCPRの事業はPRを民主化するという社会的意義があると思いますが、そこに対して、今後どのような価値を提供していきますか?
 
マテリアルに出会ってから、「これがPRのチカラなんだ」と感じるケースも非常に増えたと感じています。だからこそ、CPRの存在は、“PRというよくわからないモノに足を踏み入れるきっかけ”になってほしいと思っています。PRを民主化することはひとつの役割でもありますし、企業規模に関わらず、どの企業にもPRという選択肢を生むこともまたひとつの役割だと考えています。同時に、CPRはメディアに対するサービスでもあります。世の中に対して、メディアがさまざまなモノゴトを報道する責任は非常に重いものだと認識していますが、その責任の根底には、メディアそのものがどのような情報をキャッチアップできるのかがあります。メディアが世の中の企業のほぼ全ての情報を知ることができる状態を作ることもCPRの役割だと考えています。
 
ーコネクテッドマテリアルのメンバーに期待していることがあれば教えてください。
 
河野:僕自身、ルールや堅苦しいことが好きではないので、「こうでなければいけない」などの決まりごとは作っていません。自ら気付いて動くことで成功したことや、反対に失敗したことは必ず身になりますし、事業フェーズとして「51対49」の決断をすることが多い中で、仮に49を選択してもそれほど差が生まれないからこそ、自分で決断してほしいと思っています。人から言われて動いてしまうと、それが正しかったのかどうかすら自分ゴト化できないんですよね。そして、コネクテッドマテリアルが大いに挑戦できるフェーズだからこそ、メンバーにもそうした意識を持ってほしいんです。今後事業が大きく成長した際に、「みんなが作ってきた会社だ」と全てのメンバーが思えることが重要ですし、チームとしてもより一層強くなると思っています。

3.さいごに

コネクテッドマテリアルの代表というポジションを楽しむ

ーさいごに、社長としての今後の抱負を教えてください。
 
河野:まずは企業として利益を出すこと。そして、そこに対して手段を考えながらチャレンジし続けたいと思っています。前述した通り、グループの中におけるコネクテッドマテリアルの役割は小さくないと思っています。CPRやプレクルという素晴らしいサービスがあるからこそ、今後はフロントとしての立ち位置が重要になると思うので、そのポジションを早期に確立させていきたいです。
 
個人としては、「コネクテッドマテリアルの代表」というポジションを楽しもうと思っています。さまざまな偶然が重なった中で、社長という役割を任せてもらえる機会を与えていただいたので、皆さまに恩返ししていきたいです。

※2022年4月時点の情報です。

マテリアルグループ広報 時田友里香

マテリアルグループ広報 時田友里香

マテリアル2018年入社の広報担当。好きな食べ物は羊羹。広報業務のほかMATERIAL MAGAZINEの執筆を担当しています。世の中のひとがもっともっとマテリアルグループを知って、好きになってもらえるよう日々勉強中。